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タツノオトシゴが、とっても縁起が良い生き物であることを知っていますか?
2024年は辰年でもあり、タツノオトシゴはまさに主役!
実はとってもキュートな縁起物で、ひそかに人気があるんです。
意外と知らないミステリアスなタツノオトシゴ。
知って損はない情報が盛りだくさんで、役に立つこと間違いなし!
それでは見ていきましょう!
そもそもタツノオトシゴって魚?特徴は?名前の由来も解説
タツノオトシゴは、海に生息していますが、そもそも何の仲間なのでしょうか。
早速みていきましょう。
タツノオトシゴは、魚の仲間
タツノオトシゴは、ヨウジウオ科タツノオトシゴ属の、れっきとした魚の仲間です。
他の魚と違う点は、なんとオスが出産し、子育てをするということ。
姿形もユニークですが、オスが妊娠するのも地球上で唯一なのだとか。
とても珍しく、魅力的ですね。
マメ知識として知っておくと、 あなたの株も上がるかもしれません!
タツノオトシゴの名前の由来
海外では、顔が馬に似ており、
背中の部分がたてがみに似ていることから、
海の馬、シーホース(sea horse)と呼ばれています。
中国では海馬(かいば)と呼ばれていますよ。
タツノオトシゴと呼んでいるのは日本だけで、
姿が龍に似ていることから、「龍が落とした子」と古来から言われているようです。
地方では、タツノコなどと呼ばれることも。
ちなみに、脳にある、記憶をつかさどる「海馬」は、
このタツノオトシゴの形に似ていることから名づけられています。
なお、タツノオトシゴの種類の中で、シードラゴンと名のついたタツノオトシゴも存在します。シーホースの中のシードラゴン。ややこしいですね(笑)
たつのおとしごが縁起物の理由は、夫婦円満・子宝
では、タツノオトシゴはなぜ縁起が良いのでしょうか?
その理由は、夫婦円満や、子宝に恵まれると言われているからです。
①タツノオトシゴは縁起が良い!夫婦円満の由来
タツノオトシゴは、一生同じパートナーを愛する
タツノオトシゴは、 春から秋にかけての繁殖期に、お互いに求愛ダンスをします。
尾を絡ませながらの情熱的なダンスで、数時間から数日かかるということです。
なんと愛が深いのでしょう…(*´▽`*)
つがいになると、同じパートナーと一生を共にすると言われているんです。
「一夫一妻」制の魚は、全体の6パーセントと言われていますから、
このことがどんなに珍しいか、お分かりいただけるかと思います。
これこそが、「縁起がいい」「夫婦円満」と言われる根拠なんですね。
オスがお腹で子を育て、出産!!
そして、メスがオスのお腹に卵を産み付けるのですが、
その姿がハートマークになるので、何ともロマンティック!!夫婦円満にピッタリ♡
②縁起物、子宝の由来:赤ちゃんの数がすごい!
タツノオトシゴは、一回の出産(産卵)で生まれてくる子供の数が1000匹以上。
中には、2000匹生む個体もいるとか…
これは、子宝の縁起物として、ぜひあやかりたいですね。
まだまだある!子宝や夫婦円満の理由
このほかにも、見落とせない子宝や夫婦円満のエピソードがあるんです♪
オスがお腹で子を育て、出産!!
なんと…!
オスがお腹の中で卵を稚魚まで育て、出産するんです!
正確には、オスの「育児のう」と呼ばれるところに、
メスが卵を産み付け、オスがある程度までお腹の中で育てて、出産。
メスは卵を産んだ時点でかなり弱っているので、
代わりにオスが妊娠の過程と出産を担当するとのこと。
こ、これはかなりのイクメン!!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
夫婦円満は、お互いの思いやりがあってこそ。
子宝や夫婦円満のシンボルになるのも納得です♪
卵を産み付ける際のポーズがハートマークになる
そして、メスがオスのお腹に卵を産み付けるのですが、
その姿がハートマークになるんです♡何ともロマンティック!!
夫婦円満にピッタリですね♪
タツノオトシゴは幸運のシンボル。龍との関係性は?
世界的にも、その縁起の良さは共通のようですよ。
ペンダントなどのアクセサリーにもなっている
タツノオトシゴは、縄張りを持たない、平和な生き物です。
このあたりからも、縁起物として扱われているようですよ。
バリ島では、龍の化身として扱われ、タツノオトシゴのペンダントを身に着けたりするようです。
また、ハワイアンジュエリーにも、タツノオトシゴをモチーフにしたデザインのものがあります。
このように、世界的にも、タツノオトシゴは幸運のシンボルなんですね。
龍との関係は?龍と似ていて縁起が良く、運気上昇
また、タツノオトシゴと龍との関係性ですが、龍は富と繁栄の象徴。
風水など、スピリチュアル的な観点からも、
龍は神様として、運気上昇にとてもパワーがあります。
龍が空に昇っていく姿(昇龍)と、
タツノオトシゴが水面に向かって泳ぐ姿が似通っていることから、
龍と同じく縁起物として扱われているんです。
タツノオトシゴは龍とそっくり!
下の画像をご覧ください↓
どうですか?どう見ても、龍そのものではないでしょうか!?
水族館で私が撮影した、こん身の一枚です!(笑)
意外と、しっぽを丸めた定番の形になることはあまりなかったように思います。
このポーズの他にも、タツノオトシゴは上下を行ったり来たり。
龍のようにどうどうとしていて、優雅な姿を見ることができました。
先ほどもお伝えした通り、バリ島では龍の化身として扱われています。
日本でも、干支の辰年の際には、必ずタツノオトシゴが
年賀状のイラストに登場していますよね。
世界的にも、龍と似ているというのは共通認識のようです。
神様も公認!?神社でタツノオトシゴのお守りを発見!
今年は辰年で、お守りもタツノオトシゴが登場していますよ♪
神社でも、タツノオトシゴを龍として扱っているのですから、
神様も公認と言っても過言ではないのかもしれません!
龍との関係が深いことがお分かりいただけたのではないでしょうか?
タツノオトシゴは、絶滅のおそれがある
最後に、タツノオトシゴは、絶滅危惧種です。
暖かい海に生息しますが、
サンゴなどが破壊され住む場所が少なくなっていることや、
中国では古来から、乾燥させて、漢方薬などに使われています。
そのため乱獲されたことがその原因とも言われています。
こんなに縁起を運んでくれる動物ですから、何とか命を繋いでいきたいですね。
まとめ:タツノオトシゴは縁起が良く、龍と似ている幸運のシンボル
タツノオトシゴはとても縁起が良く、幸運のシンボルです。
世界的にも縁起物、幸せの象徴として認められています。
2024年は辰年ですから、龍の化身として、タツノオトシゴに注目したいですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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