こんにちは!
昨今、政府が力を入れているアントレプレナーシップ教育。
聞き慣れない横文字で、何だか難しい…と感じていませんか?
私も実際に触れてみるまで、イメージが湧きませんでしたが、
子どもがアントレプレナーシップ教育のプログラムに参加。
運営にも携わったことで、何となくイメージがつかめてきました。
この記事では、アントレプレナーシップ教育について、簡単にわかりやすく説明しています!
この記事は、こんな人におススメ!
- アントレプレナーシップ教育がどういうものなのか知りたい
- もう少し簡単で分かりやすい説明がほしい
- 子どもの将来についての知識として役立てたい
アントレプレナーシップ教育は、意味は難しくありません。
この記事を読めば、アントレプレナーシップや、今後の日本の課題についてもわかりますよ。
ぜひご覧ください!
アントレプレナーシップとは?
読むのも舌を噛んでしまいそうな横文字ですね(笑)
英語で書くと、entrepreneurshipです。
ここでは、より簡単に理解するために、
アントレプレナー(entrepreneur)と、シップ(ship)を分解してみました!
アントレプレナー(entrepreneur)とは、ゼロから会社を作り出す起業家
ゼロから会社や事業を作り出す人のことを言います。
直訳すると、起業家・企業家と訳されます。
「発想力が豊かで、オリジナルのアイディアで様々な事業に取り組む、社長さん」みたいなイメージでしょうか。
新しい市場なんかも、バリバリ開拓していく人のことです。
シップ(ship)とは…心がけ・精神
シップとは、「皆が持つべき心がけ」と言えます。
リーダーシップは聞いたことがありますよね(^^)
リーダーが持つ、心がけや能力のことを言い、「あの人はリーダーシップが取れる人だ」と言ったりします。
また、「スポーツマンシップにのっとり…」などと言いますよね。
この場合も、「スポーツマンが持つべき「心がけ」を守り…」という意味で使います。
「シップ」は身近な言葉だということがお分かりいただけましたか?
アントレプレナーシップとは、失敗を恐れずチャレンジする精神
以上のことを合わせると、
アントレプレナーシップとは、創造意欲を持ち、リスクを恐れず果敢に挑戦する精神ということができます。
アントレプレナーシップは、単純に起業家精神と訳されることが多いです。
起業家というと、自分は起業しないから関係ないって、よく誤解されるそうです。
しかし、上で説明した通り、
アントレプレナーシップは、失敗を恐れず何にでもチャレンジする能力のことです。
アントレプレナーシップは、起業家だけではなく、仕事や家事・子育てなど、実は様々なシーンで必要不可欠な精神なんです。
アントレプレナー シップ教育とは
では、次にアントレプレナーシップ教育について簡単に説明していきます。
アントレプレナーシップ教育とは、失敗を恐れず、何でもチャレンジする能力を育てる教育
上で説明してきたように、
アントレプレナーシップは、失敗を恐れず何にでもチャレンジする能力のことでした。
これに「教育」を足してみると、
アントレプレナーシップ教育とは、
「失敗を恐れず何でもチャレンジする能力」のための「教育」ということになります。
起業家的行動能力 ・リスクを恐れず何事にもチャレンジする力を見つけさせる教育です。
しかし、現在の日本の受け身の授業では、なかなか難しいのが現状ですよね…
日本はアントレプレナーシップ教育が遅れている
昨今、文部科学省がこのアントレプレナーシップ教育について、力をいれているんです。
日本政府が力を入れている理由は、
日本はこのアントレプレナーシップ教育に遅れを取っているという調査結果があるからです。
なぜ遅れているの?
色々な理由があるかと思いますが…
日本人は和を重んじる気質を持っているからかもしれません。
海外のように、飛び級などの制度もありませんし、「みんな同じなら安心」という風潮がありますよね。
また、一人でチャレンジした結果、失敗して周りに迷惑をかけてしまうのは良くない、という考えが先行してしまいがち。
和を乱さないように気配り上手な日本人。
なかなか新しいことに挑戦するのはハードルが高いと感じてしまいますよね。
日本人の良さを生かしつつ、アントレプレナーシップも学ぶべきである
しかし、私は和を重んじることは、日本人の良き性質でもあると感じます。
そのおかげで数々の困難を乗り越えてきたともいえるのではないでしょうか。
日本人にも、色々なタイプの人がいます。
多様化が認められる時代ですので、
和を重んじながらも、出る杭はあっていい、挑戦する人を応援しようという風潮になっていけば、日本の良さと合わさって、さらに良い教育になっていくのではないかと思います。
何事もバランスが大事です!
アントレプレナーシップ教育は、若者だけでなく、全ての世代に必要
私は、アントレプレナーシップ教育は、全ての世代に必要だと感じています。
なぜかというと、子は親の鏡だからです。
例えば私たち親世代が、子どもに古い価値観のまま物事を教えていたなら、子どもは親の古い価値観の通りに育ってしまいます。
これからは、AIの進化とともに、全てが変化していく時代です。
身近な例で言うと、スーパーのレジなども無人化しているように、変化は全人類に求められることです。
自分も変化しよう
一度立ち止まって、自分にフォーカスしてみませんか?
自分の人生を振り返って、
残りの人生をどうコーディネートしていきたいのかをよく考えることが大事だと思います。
自分が変われば、相手も変わる
子どもの教育にも、将来を考えた教育を促すことが大切だと思います。
これは、上司や部下の関係にも役に立ちます。
「魚を取ってあげる」のではなく、「魚の取り方を教える」のが大切と言われます。
しかし、私は、失敗した時の、心の考え方を教えることが、くじけない心を作り、
人生の生き方そのものを教えることが、さらに重要なのではないかと考えています。
まとめ:アントレプレナーシップ教育とは、リスクを恐れずチャレンジ精神を養うための教育
いかがでしたか?
アントレプレナーシップ教育は、長い横文字ですが、
要は「失敗していいんだ!チャレンジするぞ!」という教育のことでした。
イメージがつかめましたか?お役に立てましたら幸いです!
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