シマエナガの夫です。
秋が深まってきましたね。
最近、子どもの進路について考える機会がありました。
今日は、AI時代について、思っていることを綴ります。
ホワイトカラーよりブルーカラーが強い理由

最近よく耳にする「AIが仕事を奪う」という話。
でも実際に何を奪うのか、考えたことがありますか?
AIが得意なのは、膨大な情報を処理したり、
パターンを見つけたり、論理的な判断を下したりすること。
つまり、これまで「頭を使う」と言われてきたホワイトカラーの仕事です。
※ホワイトカラーは、オフィスで事務作業などの知的労働を行う職業のこと。

たとえば、経理、翻訳、資料作成、マーケティング分析――
こうした仕事は、すでにAIがこなせるようになっています。
大学を出て、良い会社に入って、パソコンの前で働く。
そんな「安定ルート」が、これからは安定ではなくなるかもしれません。
一方で、AIにはまだできないことがあります。
それは「手で感じること」「人と関わること」。
電気工事士や配管工、美容師、大工、料理人など――
人の身体や感覚、現場での判断が求められる仕事です。
これらは一見“地味”に思えるかもしれませんが、AIには代わりがききません。

人の髪を触って似合う形を見つける。
配管の音や感触で異常を察知する。
その瞬間ごとの感覚や、相手との信頼の積み重ねが必要だからです。
これからの時代、「とりあえず大学に行けば安心」という考え方は通用しなくなる。
むしろ、自分の手で何かを生み出す力、現場で人と向き合う力こそ、
AI時代を生き抜くための“本当の安定”になると思います。
学歴よりも、“現場力”。
資格よりも、“実践力”。
AIが社会を変えるスピードは、もう誰にも止められません。
だからこそ、私たち人間ができること――
「人にしかできない仕事」を見つめ直す時期に来ているのだと思います。
おすすめ紅茶でも飲みながら
こういう話は少し熱くなりがちですが、
冷静に考えれば、AIも人間も、それぞれ得意分野があるだけのこと。
うまく共存できたらいい。
妻の作ったりんごのケーキと一緒に、
ダージリンでも飲みながら、そんなことを思う今日この頃です。



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