一型糖尿病になって一年。娘にそっと贈った“がんばったね”サプライズパーティー

一型糖尿病になって一年 【一型糖尿病】親の気づきと手放し

今日で、次女が一型糖尿病になって一年が経ちました。

一年という時間は長いようで短く、

そして娘にとっては「ずっと続く現実」と向き合い続ける日々でもありました。



病気を受け入れるには、まだまだ心が追いつかない部分もあります。

それでも、毎日の血糖測定やセンサー交換、ポンプのトラブル…

泣きながら怒りながら、それでも前へ進んできた娘。

庭で咲いた季節外れのバラ。雪に映えます。外側に負けないでって元気づけてくれているみたい(^^)

今日は“記念日”というより、

「一年間、本当にがんばったね」

そんな気持ちを伝えたくて、ささやかなサプライズパーティーを企画しました。


■ 六花亭のショートケーキでお祝い

次女が大好きな六花亭のショートケーキをこっそり購入。

ロウソクをさして火をつけると、それだけでなんだか誕生日みたい。

あまり派手にすると怒るかな?と思い、

「実はね…今日で一年なんだよ」と、そっと伝えました。

娘は少し照れながらも、

「なんか嫌な記念日だけど…」

と、笑ってロウソクを吹き消しました。

その姿に、胸がぎゅっとしました。


まだ戸惑いがあって当然。

それでも一緒にこの日を迎えられたことが、ただただ尊い。


■ プレゼントは心を込めて

サプライズはもうひとつ。

  • かわいいペンケース
  • 次女の好きなしろくまの“キャップアップサイクル”手作り作品
めぐるKAKERA

この一年、病気のことで

悔しい思いもたくさんあった次女が、

「わぁ、かわいい!」

と喜んでくれた瞬間、涙が出そうになりました。


■ “嫌な記念日”を、“乗り越えた日”に

病気の発症日は、親にとっても胸が痛む日。

娘にとっても「嬉しい日」ではないはず。

でも…

「一年間、あなたは本当によく頑張ったよ」

その気持ちを伝えるための日になってほしい。

一型糖尿病 めぐるKAKERA




そしていつの日か、

今日を振り返って

「あの時も家族みんなで乗り越えたね」

と笑える日が来るといいなと思っています。


一型糖尿病と共に生きる毎日は、

決して簡単ではないけれど、

私たちは確かに少しずつ、強く優しくなっています。

この記事が、必要な人に届きますように☆

①子どもの一型糖尿病ブログ。突然の診断!その時家族は…
突然一型糖尿病と診断された子どもの体験談ブログです。急な発症から入院、インスリン治療の始まりまでを綴ります。こどもが1型糖尿病になった家族の気持ちや支え方を共有し、同じ境遇の方に寄り添えたら嬉しいです。ぜひご覧ください!
夜中のインスリンポンプ交換。怒りの裏にある「本当の気持ち」
夜中に娘のポンプ交換をしながら感じた、母としての葛藤と気づき。一型糖尿病、反抗期、発達グレーという現実の中で、どう心を保ち、成長していくのか。「魂の子育て」の実例として綴ります。

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